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英語に自信がないを終わりにする

今年の抱負は「英語の勉強をやめること!」New Year’s Resolution!

約5分

英語圏の「新年の抱負」は?

new year's resolutionあけましておめでとうございます。みなさん、今年の抱負はもう決めましたか? 英語では、新年の抱負は New Year’s resolution といいます。英語圏でもやはり、新年に抱負を立てるものなんですね。

resolution という語が「抱負」の意味で初めて使われたのは、1671年だといわれています。その後、19世紀のはじめごろまでには、新年の抱負を立てる(もののそれを実現できずに終わる)といったことが一般におこなわれるようになっていたようです。

洋の東西を問わず、新年には目標を掲げるものなんですね。この話は、Merrium-Webster という辞書の会社のこのページに詳しいので、よかったら見てみてくださいね。

What is your New Year’s resolution? 

オススメの抱負はこれ!

さて、みなさんの新年の抱負はなんですか? このページを読んでくださっている方の多くは、英語に関する抱負を掲げる方も多いのではないでしょうか。「今年はTOEICで○○○点取るぞ!」とか「英語の本を○冊読む」とか、「英語をしゃべれるようになるぞ!」とか。

ここで、私からオススメの、2018年の抱負をお伝えしたいと思います。それは、

2018年で英語の勉強をやめるぞ!

です!

英語の勉強は、ダラダラと何年も続けてはいけません。英語の勉強には、必ず終わりがあります。繰り返し繰り返しお伝えしていることですが、特に文法的なことがらについては、明確な終わりがあります。文法は有限なのです。

まずは、文法を終わらせる!

英語が話せるようになるために必ずしなければならないことは、文法をすべて終わらせることです。その上でしっかりとしたトレーニングを積むこと。文法がすべてできていない状態では、自分の話していることが正しいのか間違っているのか判断することができません。

つまり、いつでも自信のない、あやふやな状態で、でたらめかもしれない英語を話しているということです。それをどんなに繰り返したところで、上達につながることはありません。すべての文法項目をマスターすること。これが、大人が英語を身につけるための第一条件です。

文法はできているつもりだけど・・・

文法はできているのに話せないという方は、可能性が2つあります。

  1. 穴が残っている
  2. 木を見て森を見ていない

ひとつは、やっているつもりでも穴があるのです。わかっているつもりできちんと理解できていない部分があるのかもしれません。勘違いしていたり、間違って覚えていることもあるでしょう。その穴を、ひとつひとつ丁寧に埋めていきましょう。

もうひとつの可能性は、話せるようになるための骨子の部分ではない、細かい表現や語法にとらわれてしまっていて、全体像が見えていないというケースです。これは、資格試験の勉強をがんばってきた方にとても多いですね。問題を解くための知識は、無駄になることはありません。それを自分で文を組み立てるために活かしていけるようになりましょう!テキストとペン

文法+トレーニング=上達

まずは、理解を終わらせる。そして、理解とトレーニングは、会話上達の両輪です。理解だけでなく、トレーニングもしていきましょう。

スポーツならば、ルールを知っただけで試合に出ても、点を取れるわけではないということがわかりますよね。語学も同じです。ルールを知ったら、それを活用できるようになるまで練習しましょう!

語彙と表現に終わりはない

文法の学習が終わったら、最後に残るのは語彙と表現です。一般的な会話に必要なボキャブラリーはだいたい決まっていますが、ボキャブラリーに「これで完璧!」ということはありません。自分の母語でさえ、知らない単語や読めない漢字があることを思えばご理解いただけるでしょう。表現も、同じように、無限に存在しています。

語彙と表現のブラッシュアップは、外国語を勉強する限り、終わることはありません。でも、少なくとも文法には、必ず終わりがあります。それを終わりまでやることは、とても大切です。文法を終わらせて、基本的なトレーニングを積んだら、英語の勉強は、そこで一旦終わりです。私の生徒さんだと、「卒業」していただくことができます。そこまでできれば、ブラッシュアップは自力でできるようになっているからです。「勉強」はそこで終わり。後は、ご自分の目的に合わせていくらでも、英語を運用することができるようになるのです。

2018年の抱負はこれ一択!

この文章を読んでくださったみなさん! 2018年の抱負は、ぜひ「英語の勉強を終わらせる!」にしてください。少なくとも、文法の勉強を終わらせるのに、1年もかからないはずです。私の生徒さんは、中学生でも半年ほどで全文法項目を終了します。そこで即ペラペラとはなりませんが、ペラペラの地固めは、短期集中でやってしまいましょう。

約束してください。あなたの2018年の抱負は、「英語の勉強を終わらせる!」、これ一択ですよ!

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